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Belt Exhibition at nua.

帯紐展 at nua

ウィローワークスのブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今回は、8月8日(土)から8月16日(日)まで広島のnuaさんで開催していただく、『帯紐展』についてです。
帯紐展=ベルトの展示受注会です。
今さらですが、展示会の名前が分かりづらいですね、、すみません。

さて、まずは概要です。

WILLOW WORKS Pop up Store『帯紐展』at nua

開催場所
nua 広島県広島市南区松川町6-14

8/8(sat.)-8/16(sun.) ※close on Wednesday
Open 13:00 – 20:00

8月8日(土)から8月16日(日)まで、WILLOW WORKSのベルトのオーダーイベントを開催いたします。

10種類以上の型の中からお好みの型を選び、革は5種類、バックルの色は真鍮、シルバー色からご選択いただけます。
※ベルトの型によって、選べる革が変わります。

サイズは専用のベルトを着用いただいてサイズを測り、1cm単位で作りますので、お客様のマイサイズでオーダーが可能です。
ご自身に合うサイズが売っていないとお困りの方や、女性の方にもおすすめいたします。
この機会に是非どうぞ。

-納期-
11月末頃

-お支払い-
オーダー時に全額お支払いとさせていただきます。

さて、ベルトの受注会に至った経緯はインスタグラムにも書いたので、今日は選べる革を紹介したいと思います。

まずは定番の『イタリアンオイルレザー』


こちらはBlackとBrownの2色展開です。

タンナーはヴォルピ社(Volpi Concerie)。

イタリア・トスカーナ州のポンテ・ア・エゴラにある1951年創業の老舗タンナーであり、イタリア植物タンニンなめし革協会にも加入。
工場から排出されるのはほぼ100%浄化された水のみ。
製品は有毒物質をほとんど含まないことを保証しています。

高品質なオイルレザーに加えて、靴底用の革を生産しているタンナーです。
僕は少し前からサンダル作りを研究しているので、いつかサンダルの本底に使ってみたいなと。
本底用の革はただ分厚いだけの革ではなく、オークバークの。。
..話が逸れる文章を書いていました。

とにかく、本底用の革を生産できる設備と技術があるタンナーで、実に革らしい堅牢さとしなやかさを兼ね備えた革を作っているタンナーです。
WILLOW WORKSではこのタンナーの、トスカーナの伝統的な技法で鞣され獣脂油で仕上げられた、イタリア革らしい上質なオイルドレザーを使用しています。

ベルトにした場合、主張しすぎない落ち着いた表情に仕上がるので、スーツスタイルにも合わせていただけます。

ちなみに経年変化で現れる美しい艶もこの革の魅力です。

次はこちらも定番の『黒桟革』

こちらは黒と藍の2色展開です。

タンナーは坂本商店。

兵庫県姫路市で唯一無二の漆塗りの革、『黒桟革』を作っているタンナーです。

下記坂本商店さんのホームページより。

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天然皮革の魅力を引き出す「なめしの技術」と「皮革の吟面の美しさを活かした厳しい塗りの技術」二つの技術からなされる芸術品です。
国産黒毛和牛を使用して日本古来の伝統技法である『なめしの技術』と『漆塗りの技術』を融合させたのが姫路黒桟革です。『革の黒ダイヤ』の異名を取る黒桟革は、まるで小さなダイヤの粒を無数に散りばめたように美しい。また、摩擦に強く現在では剣道の胴胸などの武道具に使われ、戦国時代には、 大将クラスの甲冑に使われていたと言われる代物です。
————————————

文章でもこだわりは感じていただけると思いますが、実物の革はとんでもない迫力と繊細さが融合していて、革そのものに一目惚れしてしまうほどの魅力を持った革です。

そして黒桟革にはいくつか種類があるのですが、WILLOW WORKSで使っているのは主に型押しのタイプ。
型押しによって適度に締まった繊維が僕のもの作りと相性が良く、長く使わせていただいています。

ただ、この革でアイテムを作ると「黒桟革の○○」みたいになるので、革の迫力に負けないモノ作りが要求されると思っています。
今回のベルトは、、たぶん大丈夫。

ベルトの革を選ぶという視点ですと、他の革とは違う魅力を持ったベルトに仕上がります。
耐久性はもちろん、独特な輝きを持つ黒桟革のベルトはコーディネートを引き立てるアクセサリーとして、抜群の威力を発揮します。
沢山ベルトを所持している方でも黒桟革のベルトを持っている方は少ないのではないでしょうか?
これだけ所有感を満たしてくれる革もそうそうないので、是非チャレンジしていただきたい革です。

お次は『GAL AIRCHAUD GLACE』です。

色はこちらのBrownのみ。

タンナーはGAL(タンナリーガル)。

フランスのタンナーで、日本ではあまり有名でなく、使っているメーカー、ブランドもかなり少ないと思います。
初めてこの革を見せていただいた時、その表情に惹かれて、「これどこの国の革ですか?」と聞きました。

「これはフランスの革ですよ。」とのお答え。

僕の中のフランス革のイメージとは違ったので、これフランスの革なんだ、もっと詳しく教えてください。

「はいはい。このタンナーはね、原皮から仕上げに至るまで、すべての工程を自社工場で一貫して行っていて、天然素材を使用した革の仕上げや、希少な技術を習得している世界最古のタンナーの一つとしてフランス政府からEntreprise du Patrimoine Vivant(生きた文化遺産企業)を授与されているんですよ」
「面白いのが、オークの樹皮を挽いた粉をピット槽で革にかけて鞣しているんです」

「えっ、粉をかけて鞣しているんですか?樹皮を粉で?」と何度か聞き直したと思います。とてもビックリしました。
、、ここからはタンナーさんの仕事を見たことがあれば、へぇ~の話だと思うのですが、また脱線しかかっているので、革の話に戻します。

WILLOW WORKSで使っているのは『AIRCHAUD GLACEエールショ・グラセ)』という革です。
魅力は写真では伝わらないところがほとんどで、独特のモチっとした手触り、あとは実際に目で見た時の透明感というか、はかなさ。みたいなもの。
この感じが、商品を作ると、作品?アート?というのが近いんでしょうか。一点ものみたいな雰囲気になります。
今までこのように感じた革は他にありません。

前述の、「えー!!粉でー!!??」の驚きの中には時間と、手間と、色々が含まれます。

様々なものが簡略化される現代では淘汰されるようなモノ作りが、残り、続けている人がいるということはそれ自体にきちんと意味があり、魅力的ということなんだと思います。

この革を使う時は特にリスペクトを感じながら、仕上がりを自分でも楽しみにしています。

透明感のある茶色なので、カチッとしたブラウンではなく、柔らかい印象に仕上がります。
柔らかい印象の洋服がお好みの方や、女性のお客様にもおすすめです。

そして、次が新しく用意した革で、『GUIDI VITELLO ROVESCIO VOLANATO』です。

色はこちらのCamelのみ。

タンナーはイタリアのGUIDI。
日本では靴のブランドとして有名ですが、様々なレザーアイテムを展開していて、そのブランドを作っているタンナーです。
一番有名な革は恐らくVITELLO FIOREというカーフスキンで、Blackのみ展開していて、GUIDIにしか作れない革と思わせる雰囲気重視の革です。
(カーフスキンなのに傷が多かったり、加脂による革伸びなど、適当感があるのに、とにかく格好いい仕上がりなんです)

そんなGUIDIのカーフスエードが今回の革です。
そしてスエードでもやっぱりGUIDIで、傷もあるし、起毛感もまばらで、ムラが結構あります。
でも、見た目が格好いいんです。
この革の一番の良さはそこです。
ぱっと見に目を引くし、近くで見るとなお良し、間違いなく気になる存在になります。

そして、GUIDIの凄さは見た目だけではなく、アイテムを作ってみると、扱いやすい良い革なんです。
基本的にオイルが多い革は作りづらく、仕上げも綺麗にまとまらないことが多いです。
ただこのスエードは何故かとても仕立て易いので、美しい仕上がりになります。
これは経年変化も素晴らしいということに繋がるので、使い込んだ味も楽しめる革ということです。
ベルトは擦れも多いですからね、楽しみですね。

写真は30mm幅ですが、25mm、20mmの細幅を選んでいただくとキレイ目なスタイルにも相性が良いと思います。
もちろん写真のように色落ちしたデニムに合わて、経年変化を楽しみながら育てるのもいいですね。
今回の革で一番柔らかい仕上がりになるので、使い込んで、馴染ませて、くたっとさせるとめちゃくちゃ格好いいと思います。
あとそこはカーフスエード。単純に触り心地もとても良いので、是非サンプルを触って確かめてください。

最後はクロコダイルなのですが、こちらはサンプルを作れなくて、すみません。
いつか作ったらどこかで紹介いたします。

クロコダイルについては、過去のブログの『ワニを入荷しました』をご覧ください。
いろいろ詳しく書いています。

選べる革の紹介は以上です。
あとはベルトのデザインとなる個性溢れるキャラクター紹介はinstagramで随時投稿していきます。
是非WILLOW WORKSのinstagramをフォローしてお待ちください。

どれも随所に拘りが詰まった素晴らしいベルトに仕上がっています。
会期中の8月8日(土)と9日(日)は僕も終日店頭に立っておりますので、ベルト選びのお手伝をさせていただけると幸いです。

革と色と型と、実際にご覧いただくとオーダーは1本では足りないと思います。笑
お楽しみに。
皆さまのお越しをお待ちしております。

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